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山本一郎
はたや記念館ゆめおーれ勝山 支配人
自己紹介
はたや記念館ゆめおーれ勝山の支配人をしております。
生まれは北谷町河合で、高校卒業後県内民間会社に就職しましたが、その後勝山市役所に入庁いたしました。
勝山市役所を定年退職後、ゆめおーれ勝山の嘱託館長として勤務していましたが、NPO法人まちづくり勝山を設立して、平成26年度からゆめおーれ勝山の運営をさせていただいております。
趣味は取り立ててありませんが、仕事人間で、仕事が大好きです。毎日一日中こま鼠のうに動いています。奇しくも子年生まれです。体が動く間は、働きたいと思っています。それから、花が大好きで、家庭園芸を楽しんでいます。桜のシーズンには、遠くまで花見に出かけます。花は、心を癒して元気にしてくれます。
10年後の自分、10年後の勝山はどうなっていると思うか
10年後、私は70歳になりますが、健康であれば仕事を続けたいと思います。新しいものに興味を持ち、積極的にかかわっていきたいと思います。
10年後の勝山は、中部縦貫自動車道や北陸新幹線などの高速交通体系が整備されると、交通の利便性が良くなり、県外からのお客様の入込が今より多くなると予想されます。少しずつ観光客を対象とした飲食や商品を扱うお店も増えてくるし、それに従事する人も増えてくると思われます。福井県内では、一番の観光の町になると予想されます。
勝山の人口は今逓減していますが、下げ止まると思います。観光産業は、若者から高齢者まで働けるすそ野が広い産業ですので、多くの市民が何らかのかかわりを持てるようになり町が今以上に活性化してくると思います。
ケア・ブレイクについて思うこと
勝山市は、高齢者の比率が高いですが、10年後私たち団塊の世代が後期高齢者になると、お年寄りが大変多くなり、今よりももっと高齢者対策の問題が出てくると思います。私は、高齢の父親の生活の世話をしていますが、私が老人になっても私の面倒を見てくれる子供は勝山市内にいないので動けなくなったらどうしようか考えるようになりました。墓場まで行政が面倒を見るのは当然ながら限界があると思います。
こうした状況の中で、市民のいろいろな立場の人が参加して、勝山市の高齢者福祉について考えることは、大変意義あることだと思います。また、高齢者施策について新たなビジネスが生まれるか探る手段は、大変興味ある、斬新な手法だと思います。
当然ながら必要なもの、欲するものであれば、そこでビジネスとして成り立つ可能性があります。グループワーキングでも、身近な問題としてとらえることができ、深谷憲一先生の考えも聞けて興味深いです。
若い人へ伝えたいこと
先ずは健康第一です。健康な心と体があっていろいろなことに挑戦できます。
次に社会に出て仕事に就いても一人前になるまでには時間がかかります。どの分野の仕事でも修行の時間が必要です。その間しっかりと地道に力を蓄えることが大切です。技術面だけでなく、社会人としてのしっかりとした礼節や謙虚さを身に着けることも是非必要です。しっかり修行をした人は、きっと花開く時がくると思います。これからの若い人に励ましのエールを送ります。